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2009年6月号 今こそ、ライフプラン

マネーの不安を夫婦で考える
今こそ、ライフプラン 8

意外に知られていない、高額療養費の仕組みとは?
ファイナンシャルプランナー:畠中雅子

言葉のイメージからは難しそうな印象を受ける「高額療養費制度」ですが、病気やケガをしたときに威力を発揮する、ありがたい制度です。高齢期になれば、避けては通れない、病気にかかったときのお金の心配は、高額療養費の制度を知ることでも軽減できるはず。
そこで今月は、高額療養費の仕組みについてご紹介します。

今月のワンポイント
健康保険の対象治療なら、医療費の自己負担はひと月9万円以下

「高額な医療費」を負担可能な額に軽減してくれる制度

「高額療養費」という難しそうな言葉。皆さんも、何度か耳にしたことがあるのではないでしょうか。入院したことのある方なら、すでに高額療養費を利用した経験があるかもしれません。
高額療養費とは、高額な医療費がかかったときにチカラを発揮してくれる制度。どのようなチカラかというと、一定額以上の医療費について、本来は3割であるはずの自己負担を3割以下に抑えてくれます。とはいえ、「3割以下」といわれても、具体的な金額をイメージしにくいはず。そこでまず、入院して健康保険の対象になる治療費が100万円かかった場合を例に挙げ、医療費の自己負担額はいくらになるのかをご紹介しましょう。
100万円の医療費がかかった場合、70歳未満の方の自己負担割合は3割ですから、医療費は30万円になります。高額療養費の制度がなければ、30万円の医療費を負担した時点で精算は終わります。しかし、高額療養費は「一定の限度額を超えた分を健康保険が負担してくれる制度」なので、実際の負担は30万円よりも少なくなります。

(後略)

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