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2009年7月号 新登場!SL人吉号で人気の肥薩線の旅
「青春18きっぷ」で乗れる、夏の観光列車
新登場!SL人吉号で人気の肥薩線の旅
写真・文:佐々倉実

景勝ルートを走る展望列車や、昔懐かしいSL、風を切って走るトロッコ列車など、「青春18きっぷ」でも乗車できる観光列車が各地に走っています。中でも最も注目すべきは、今春登場したばかりの「SL人吉号」。客車のデザインやサービスに力を入れた最新の観光列車の旅を、ご紹介します。
懐かしくて新しいSL列車登場


熊本駅0番ホーム9時7分。乗客と見学の人々が見守る中、SL人吉号がゆっくりと入線して来た。
(中略)
SL人吉号は大正11年(1922)生まれの機関車“58654”が牽引する3両編成の客車列車だ。外観は機関車と統一感のある濃い茶色、車内は木目を生かしたクラシカルな内装で、木の香りが漂って来るようだ。テーブル付のボックスシートはクッションの効いた革張り・布張りの豪華なシートで、座り心地が良い。1号車の展望ラウンジからは力強く走る機関車を眺めることができ、最後尾の展望ラウンジに座ると、汽車の煙と静かな川面の球磨川、そしてレンガ作りのトンネルが見える。昔、汽車の牽く客車の最後尾から流れるレールを見ていた時と同じような光景に心が躍る。2号車のビュッフェ・カウンターでは飲み物や弁当、お土産を買うことができる。3両編成でコンパクトな作りなのだが、空間に余裕を感じる客室になっているのだ。
(後略)
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表紙写真:
只見線(会津桧原~会津西方)
レイルマンフォトオフィス





