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2009年8月号 夏こそ東京観光 スカイバスで東京の空を楽しむ

夏こそ東京観光
取材・文:小野香織
写真:松澤暁生

東京に颯爽と現れた真っ赤な定期観光バス。天井が取り払われた2階席からは、皇居、国会議事堂、銀座の街並みと東京の夏空が堪能できる。

スカイバスで東京の空を楽しむ

今年6月から都内で2番目の定期観光バスとして「スカイバス東京」が運行を始めている。日本初の天井がない2階建てバスは、真っ赤な車体が特徴的だ。
バスに乗り込むと、平日にも関わらず満席。乗客は2階からの開放感あふれる東京の景観に目を奪われ、歓声や驚きでざわめいていた。バスは丸の内を出発し、まずは皇居大手門へ。美しい緑が広がる皇居周辺では、手を伸ばせば届く高さにイチョウの木のトンネル。心地よい風と緑の香りも爽快だ。また、この日は皇居周辺に咲く紫陽花がとても美しく目を楽しませてくれた。春には桜、秋には紅葉と、四季が楽しめるのも魅力なスカイバス。盛夏には蝉の声が、出迎えてくれるのだろう。
バスは、皇居周辺に点在する国立近代美術館やイギリス大使館を横目に進む。下り坂に差し掛かると、そろそろ皇居とはお別れだ。一行は、国会議事堂や霞ヶ関、桜田門などの見所を通り銀座へ。
高級ブランド店が軒を連ねる銀座では、建物自体のユニークさを楽しむ事が出来る。例えばアルマーニ。竹を基調としたデザインに、まるでお米の粒を思わせるような笹の葉が付いていて面白い。夜には葉の部分が金色に輝くそうだ。銀座の建築は、夜になると外壁が光り輝いたり、それによって模様が浮かび上がったり、18時の最終便に乗車するとまた違った町並みを楽しめる。
バスに乗っていて何度か通るのが高架下。これが本当にスリル満点なのだ。バスの高さがおよそ3.8mで高架線の高さも3.8m。バスガイドさんから、「シートベルトをしっかりと締め、手を伸ばさないで下さい」と注意を受けるほどだ。ぶつからないと分かっていても、みな一斉に頭をすくめる場面も。

(後略)

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