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2009年8月号 スタイル歳時記[8月]
スタイル歳時記 15
[8月]
男のグルーミングは
適所に最上の製品を使う
文:遠山周平
写真:中村淳
男性ほど劇的効果あり

「俺は、保湿クリームなんて必要ないよ」という男性ほど、じつはフェースクリームを使用すると、劇的な効果が出ることをご存じだろうか?
顔の皮膚からは、肌の乾燥を防ぐために自然と油脂が分泌される。しかしふだん顔のケアをしない男性の場合は、かさかさの皮膚を補うため、過剰にそれが分泌される。すると顔がテカテカにアブラぎって、先の保湿クリーム不要発言、に結びつくわけである。
夏は自然と汗をかくから皮膚の表面は潤っているように見える。しかし何もしない皮膚の内部は意外にも乾燥していることが多い。気温が高いために汗腺は開きぱなしで、手入れをしない肌のざらざらぶつぶつが余計に目立つ。これがA氏をはじめとする、男性の肌の状態といえないだろうか。
筆者は職業上さまざまな展示会を取材し、そこでギフトとして頂戴したスキンケア用の試供品を端から試すようにしている。そのなかで最近もっとも気に入り、愛用しているのがキールズクリームUFC(ウルトラフェィシャルクリームの略)だ。それをA氏にプレゼントした。するとひと月もしないうちに「ヒゲソリ後に使っているのだけれど、肌がきめ細かくなり若返った気がする」と喜びの電話が入った。
キールズは1851年にNYのイーストヴィレッジで、薬屋として創業した。薬屋が化粧品を製造販売。奇妙な気もするが、当時の薬学はオイルや香りなどでカラダの調子をコントロールする療法が一般的だった。
科学、薬学の知識をベースに長年顧客ひとりひとりの状態に合わせて堅実に商い続けた結果、現在は単なるファーマシーの立場を超え、安全で高品質なスキンケア、ボディケア、ヘアケア製品を開発提供する世界的なライフスタイルコスメティックカンパニーに成長している。また長年にわたる公衆衛生と薬学への貢献が評価され、スミソニアン博物館にアーカイブ(歴史的名品)のいくつかが保管されるという栄誉も賜っている。製品はシンプルなパッケージで統一され、広告を打たないのもここのポリシーだ。
(後略)
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表紙写真:
スカイバスTOKYO
(松澤暁生)





