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2009年8月号 自宅での美味しいビールの楽しみ方
注ぎ方、飲み方でこんなにも違う
自宅での美味しいビールの楽しみ方
文:安相治
写真:中野昭夫
同じ銘柄のビールなのに、お店で飲むビールと、家で飲むビールは何だか違う…。その違いの秘密は、冷やし方、注ぎ方、飲み方にあるのです。その秘密を知るべく、読者を代表して数名にお集まりいただき、ビールメーカーのプロの方からの美味しいビールの飲み方講座を行いました。
こだわりのビールの味わいを
最大限に引き出す

講師としてお招きしたのは、サントリーの武蔵野ビール工場のご案内係の方。今回、使用する「ザ・プレミアム・モルツ」の解説から講座はスタートした。最高峰のビールをつくりたいという醸造家の想いから、10年の歳月をかけて誕生したというこのビールは、3つの特徴から人気の商品だ。(1)アロマホップの持つ特有の華やかな香り (2)深いコクと旨み(3)絹のように滑らかな泡。ただし、(3)の泡については、缶やビンの中に最初からあるものではない。つまり購入後の我々の扱い方によって、味わいが大きく変わってくるのだ。実際に、飲食店で出てくるビールと、自宅で飲むビールの違いは、泡によるところが大きい。
ご案内係の方いわく、「泡にはいくつかの役割があります。1つめはビールの酸化を防ぐ蓋の役割。2つめがビール中に含まれる余分な苦味やえぐみ成分を吸着して滑らかな味わいにしてくれる役割。3つめがビールをソフトで口当たりの良いものにしてくれる役割です。きめ細やかな泡をつくることができれば、ご自宅でももっと美味しいビールを楽しむことができるんですよ」
~ 準備編 ~

まずは、グラスの準備から。ビールを飲むグラスは、中性洗剤を使って水やお湯で洗い、最後にもう一度お湯にくぐらせる。そして洗った後は、逆さにして自然乾燥させる。内側を布巾で拭いてしまうと細かな繊維が付着し、きれいな泡ができない。グラスの水分が乾いたら、冷蔵庫へ。ただし、あまり長時間冷蔵庫に入れて冷やしすぎるのも良くない。30分~1時間程度で十分。
次に、肝心なビールを冷やす。ここで陥りやすい間違いが、冷やしすぎてしまうことだ。
(後略)
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表紙写真:
スカイバスTOKYO
(松澤暁生)





