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2009年10月号 四国遍路の基礎知識&八十八ヵ所全図
四国遍路の基礎知識&八十八ヵ所全図
四国遍路とはどんな巡礼道なのか?遍路旅に出る前に知っておきたい、基礎知識とともにご紹介します。
四国遍路道とは

四国遍路とは一般的には弘法大師が開いた88ヵ所の札所を巡拝することで、全長約1200kmに及ぶ修行の道である。江戸時代以降、庶民の間にも広まった。密教の胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)にならって4つの道場に例えられ、阿波(徳島)を「発心(ほっしん)」、土佐(高知)を「修行」、伊予(愛媛)を「菩提」、讃岐(香川)を「涅槃(ねはん)」と呼ぶ。お遍路の根本思想は、一人で歩むのではなく、いつもそばにお大師さまがついて守ってくれているという「同行二人(どうぎょうににん)」にある。
歩き遍路とクルマ遍路
本来、遍路とは「歩くこと」であり、その道中修行にこそ目的と意義があるとされている。しかし、現代においては、団体バスや車で走りながら、札所に参ることを目的とする新たな形の「お遍路」も定着してきた。最近は団体バスツアーの中に、歩き遍路を組み込んだものも増えている。
遍路道には、古くからの遍路道と新しくできた幹線道路が並行している場合がある。双方の距離、所要時間の差、天候による道の状態などによって選択すればよいが、古くからの遍路道は、風情があって変化に富んでいる。幹線道路は、道がわかりやすく、食堂やコンビニなどもあるが、交通量の多い車道やトンネルを歩かねばならない場合もある。
(後略)
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表紙写真:
白根の見える丘[群馬県尻焼温泉]
(松澤暁生)





