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2009年12月号 解体旬書

解体旬書 2
江戸時代のブーム再び!

大人がはまる切り紙あそび
取材・文:本城さつき
写真:中野昭夫・下中菜穂

「大人のぬりえ」や「大人の折り紙」に続き、大人が楽しむための「切り紙」が、人気を呼んでいます。「切り紙」と言っても、日本の伝統柄や、中国に伝わる剪紙(せんし)、北欧のモビールなど、デザインのバリエーションは様々。その中でも今回は、江戸時代の庶民が楽しんだといわれる「紋切り」をご紹介します。年賀状やお正月の部屋飾りに、ぜひ挑戦してみてください。

思いがけない芸術性が人気の秘密

見た目に楽しく、簡単に始められるとあって人気の切り紙。作り方や作品活用法を指南する書籍の刊行点数も、増加傾向だ。「昨年から今年にかけて増えているなと感じます」というのは、三省堂書店有楽町店で実用書を担当する小荷田(こにた)真美さん。同店では、2009年9月半ばから約一ヵ月間特設コーナーを設けたところ、好評だったという。「手芸や実用書を手がける出版社から出るものが多いため、女性が手に取る割合は高いのですが、和の文化やモダンデザインに関心がある方が買って行かれるようです」
切りたい紙の上に型紙を合わせて、はさみやナイフを指示線に沿わせるだけ。なのに、最後には、季節感溢れるデザインや、思いがけない連続文様など、自分でも驚くほど美しいカタチが表れるところが、切り紙の醍醐味だ。単純作業ならではの癒し効果と、思いがけない芸術性が、今また支持されている理由かもしれない。

(後略)

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