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2010年1月号 50歳からの手習い

自宅でできる
50歳からの手習い
取材・文:佐道眞左、丸茂健一
写真:中島貴義、中田浩資、中野昭夫

一年でもっとも寒さが厳しい季節。新たな趣味を見つけて、家で過ごす時間をぐっと充実させてみませんか? 料理や将棋、楽器など、手と頭を動かすことで「脳トレ」につながる趣味もよし、ガーデニングやヨガなど、自然に触れたり身体を動かすことで、毎日をいっそう健やかにする趣味もよし。昔夢中になったマンガで「あの頃」に思いを馳せるのもワクワクします。冬は人込みを避けて、自宅で「おこもり」という方におすすめです。

男子厨房に入れば、ゆたかな世界が広がる!

魚を自分でさばけたら、と夢見たことがある男性読者も多いのでは。そこで、男性中心の料理愛好家サークルの定期講習会で、腕自慢のメンバーに話を聞きました。

会員は定年退職をした60代以上の男性中心

取材でおじゃましたのは、東京都内で開かれていた料理講習会。室内には、おそろいのエプロンをした男性たちがズラリ!「家に人が集まったとき、得意料理のひとつも出せたらかっこいいじゃない」「料理ができれば、奥さんに逃げられても大丈夫だしね(笑)」
当日のメニューは「お座敷天ぷらと鮭の炊き込みご飯」。ズラリと並んだ食材は、エビ、キス、アナゴ、活アワビにマツタケ・・・・・・。これで参加費は3000円。ビールや日本酒も飲めるというから驚きだ。
講師を務めるのは、参加歴30余年の重鎮メンバー、神戸弘巳さん(62歳)。
エビの背わた取り、筋切りといった下処理から、野菜の切り方、温度管理のコツまで細かくレクチャーしてくれる。作業を進めるメンバーの包丁さばきも手慣れている。「メンバーは定年退職をした60代以上の男性が中心です。料理ができると、なにより家庭がうまくいく。朝から『飯つくれ』という時代じゃない。『食材あれば、オレやるよ』と言うことで、まず奥さんの機嫌がよくなる。自分で献立を考えるのは楽しいし、ボケ防止にもなる。そして、うまい料理があれば、酒もますますうまい。困ることといったら太ることくらいですね」(神戸さん)

(後略)

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