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2010年1月号 ノジュールカルチャーカレッジ
短期集中誌上講座
ノジュールカルチャーカレッジ
鉄道風景写真を撮る [最終回]
鉄道風景写真講座の最終回は、これまでの2回で学んだ撮影術やテクニックを使って、実際に鉄道風景と向き合う実践編。大井川鐵道を撮影した中井先生の作品と読者8名の力作をご披露します。
手持ちのカメラで印象的な写真を

「鉄道風景写真を撮る」誌上講座最終回となる今回は、読者の皆さんと共に静岡県の大井川鐵道で撮影実習を行いました。幸い天気にも恵まれ、絶好の撮影日和。SL列車に乗りながら、沿線をのんびりと歩き、撮影を楽しみました。撮影後は大井川鐵道のご好意で、会議室をお借りしての講評会。とっても盛りだくさんな一日となりました。
これまで2回の講座では構図づくりや、露出の設定方法、ホワイトバランスや仕上がり設定を使った色の調整方法などを解説しましたが、誌面で学ぶのと実際に撮影地に行くのとでは大きな違いがあるようで、参加者のみなさんも最初はどこでどのテクニックを使うべきなのか悩んでいる様子でした。しかし最初に乗ったSL列車の車内で、列車の窓を額縁にして風景を切りとったり、味わい深い旧型客車の細部のアップをあえてモノクロで撮影したりと、テーマを決めて撮影するうちに、「何をどう撮るか?」という写真の基本的な考え方を意識するようになり、次第に戸惑いもなく自然体で撮影を楽しめるようになりました。何より、いつもと同じカメラなのに、全然違う写真が撮れると驚いていたのが印象的でした。
そして鉄橋を渡る蒸気機関車の撮影地では、現場に着いた時の光線の選び方や、画面の四隅まで気を配った構図づくりを体験。ほんの短い実習時間でしたが、結果として撮影会の後半には、みなさんがのびのびと自由な発想で撮影を楽しんでおり、講師である僕も、とてもハッピーな1日でした。
(後略)
中井精也先生
なかい せいや●1967年東京生まれ。鉄道の車両を撮ったものだけが鉄道写真ではないというスタンスで、線路や、ホーム、乗客など、鉄道にかかわるすべてのものを被写体にして臨場感のある鉄道写真をライフワークに、写真だけでなく講演やテレビ出演など幅広く活躍している。毎日1枚必ず鉄道写真を撮影するブログ「1日1鉄!」を連載中。JPS会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)事務局長。
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表紙写真:
上賀茂神社の楼門
(YASUO MUROTA / SEBUN PHOTO /amanaimages)





