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2010年5月号 温泉トレッキング
歩いた後は湯船でゆったり
温泉トレッキング
取材・文:飯出敏夫、加藤芳樹(法華院温泉)
写真:飯出敏夫、山口 剛(法華院温泉)
初夏の空気を楽しみながら歩いた後、ひと風呂浴びて汗を流せば気分は最高!温泉と組み合わせたトレッキングコースを紹介します。
高峰温泉周辺
(長野県・池の平湿原)

【歩程】約10km 歩行3時間10分
■コースチャート
高峰温泉→[45分]→池の平湿原入口→[30分]→雲上の丘→[30分]→三方ヶ峰→[10分]→池の平湿原→[1時間15分]→高峰温泉
交通:長野新幹線佐久平駅から高峰高原行きバスで1時間10分、終点高峰温泉下車
高山植物を楽しむ雲上散策コース
小諸市郊外の群馬県との境界、標高2000m付近に広がる高峰高原には魅力的なトレッキングコースが何本もあるが、もっとも安全で気楽に歩けるのが高山植物と展望が楽しめる池の平湿原コースだ。高峰温泉を終点とする路線バスの本数は多くない(夏季は増便)が、往きは長野新幹線佐久平駅発8時40分、帰りは高峰温泉発15時50分発に乗れば、日帰りも充分に可能である。
起点となる高峰温泉は標高2000mに立つ一軒宿。泉質は複雑な成分を含んだ硫黄泉で、昨年、従前より泉温が10度ほど高い新源泉の掘削に成功した。風呂は男女別の木造りの浴槽が1階と2階にあり、立ち寄り湯は1階の「ランプの湯」を開放。源泉と加温の湯がかけ流しの2つに仕切られた湯船からは、カラマツの枝越しに山々や雲海が眺望できる。なお、前夜に高峰温泉に泊まると、池の平湿原入口まで車の送迎付き、高山植物に詳しいスタッフが同行する「池の平湿原自然観察会」に参加できる。参加費無料で、翌朝9時出発、昼に帰着する人気企画である。
北アルプスも望む稜線から湿原へ
高峰温泉から池の平湿原入口の兎平(うさぎだいら)までは約3kmの林道を歩く。湿原へ下る道を左に見て、正面の尾根へとりつく登り坂にコースをとる。汗をかくほどもなく、村界の丘から尾根歩きになる。尾根や湿原には5月半ば~9月半ばにかけて多彩な花が次々と咲き競うが、このあたりはアヤメやレンゲツツジの群生地だ。
(後略)
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表紙写真:
夕暮れの関宿(三重県亀山市)
(宮地工)





