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2010年6月号 旬野菜

カラダよろこぶ旬野菜 8
赤パプリカ
文:植木もも子
写真:松澤暁生

万病に効く栄養豊富な緑黄色野菜

パプリカはナス科のトウガラシ属の中間種で、トウガラシの辛みを抜いた甘トウガラシの一種です。ピーマン類は色により栄養成分が異なりますが、赤パプリカはピーマンが赤色に熟したもので、パプリカの中でも一番栄養価が高く、カロテンやビタミンE、ビタミンCが非常に多く含まれています。
このカロテンやビタミンE、ビタミンCは抗酸化作用に欠かせないビタミン御三家といわれ、それらを持ち合わせるパプリカは、がん予防効果が高い食材の中でもトップクラスです。カロテン、ビタミンCは美肌や疲労回復にも期待ができます。また、ピーマン特有の香りはピラジンという物質で、血液凝固を防ぎ血栓をできにくくするため、脳梗塞や心筋梗塞の予防に適します。
赤パプリカの色素は緑色の色素クロロフィルが日光によって分解されてできる、カプサンチンという赤い色素です。このカプサンチンは非常に高い抗酸化作用があり、コレステロールの酸化を防ぎ、血液中の余分なコレステロールを排泄する作用があるので、ノジュール世代にはとてもうれしい食材です。

(後略)

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