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2010年3月号 桜を愉しむ基礎知識
2010年開花予想から桜にまつわる秘話まで
桜を愉しむ基礎知識
取材・文:佐道眞左
取材協力:日本さくらの会、日本気象協会、江戸東京博物館、富山県中央植物園、多摩森林科学園
参考文献:サクラ ハンドブック(大原隆明・文一総合出版)ほか
桜前線の動きが気になる季節がやってきました。桜の種類や日本人と桜がどのように関わってきたかを知れば、今まで以上にお花見が愉しくなるはず。さまざまな角度から桜の魅力をご紹介します。
どうする?今年の花見

日本気象協会の2月17日時点の発表では、「2010年の桜(ソメイヨシノ)の開花は全国的に平年並みか平年より早く、九州北部は平年よりかなり早い見込み」だ。
気象庁の各地の標本木のうち、5~6輪の花が開くと開花が発表されるが、その桜の標本木は大半の地域ではソメイヨシノ。桜前線とは、その開花日を等高線状につないだものになっている。
日本の桜の大部分を占めるソメイヨシノの開花から満開までは、7~8日と花見の期間はごく限られている。だが、早咲きのカンザクラなどから、晩春に咲く八重咲きのサトザクラ類までさまざまな種類の桜に目を向けてみれば、意外と長く花見を楽しめる。
気象庁の「異常気象レポート2005」によれば、桜の開花日の全国平均はここ50年間で4.2日、大都市では6.1日も早まっている。桜の開花時期の変化には、地球温暖化や都市化などが大きく影響しているのだ。
(後略)
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表紙写真:
不動桜(福島県郡山市)
(宮嶋康彦)




