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2010年3月号 憧れの奈良町着物さんぽ

[コース2]読者参加企画
憧れの奈良町着物さんぽ

「修学旅行以来訪れていない」という声が多い奈良へ、モニターにご応募いただいた本誌読者に旅していただきました。着物で街歩き、寺巡りと各々久しぶりの奈良を満喫したようです。

バスで2時間半 楽々奈良へ

昨年、50の手習いで着物の着付けを始めた。どうにかひとりで着られるようになり、次の目標は着物で観光地を歩くこと。そこで今回は、娘とともに着物で奈良町をめぐることにした。
当日は午前5時半に起床し、名古屋の名鉄バスセンターから7時50分発の高速バスに乗り込む。土曜日とあって乗客は超満員!バスに揺られ、近鉄奈良駅前に10時半に到着し、すぐに予約した着物処「雅(みやび)」に向かった。
雅では好みの着物がレンタルでき、着付けも付いて、1日3150円と格安。馴れた手付きで着付けが終わり、さすがプロは違うと実感した。

奈良の名寺、名物に大満足

着物を身に纏い、まずは世界遺産「元興寺(がんごうじ)」で飛鳥時代に作られたという、日本最古の瓦を見学。その後、奈良町にある「暖暖(のんのん)」で昼食にした。暖暖は茶粥のお店で、私は小豆粥を選択。お粥というより触感がしっかりしている、赤飯のお茶漬けという感じで健康的な味だった。
雰囲気のある狭い路地をぬけ「奈良町物語館」「なら工藝館」を見学後、「奈良町資料館」へ。資料館には直径170cmという日本一大きな皿や、石川啄木、太宰治、谷崎潤一郎、三島由紀夫などの直筆原稿も展示されており、思わぬ逸品との出会いに感動した。 次の世界遺産「興福寺」では、鹿に出迎えられしばし戯れていると、着物姿が珍しかったのか、外国人に声をかけられ記念撮影。小さな国際交流も良い思い出になった。
その後ここまで来たのだからと、思い切って「春日大社」まで足を延ばすことに。200円の市内循環バスに乗り、ものの5分で到着。かわいい鹿のおみくじを購入し大満足した。
そして旅のおしまいはお茶。奈良在住の知人がおすすめする「カナカナ」は、古い日本家屋を利用した趣のあるカフェ。ここでひと休みしながら今日を振り返る。あれこれ欲張って歩き回り、充実した1日になった。次に行くときは今度こそ自分の着物で・・・そう決意した旅行だった。

茶房 暖暖

■TEL:0742-24-9081
■住所:奈良市西新屋町43 奈良オリエント館内
■営業時間:10~17時(季節により変更あり)
■料金:昼1350円~
■定休日:月曜(祝日の場合は営業)
■交通:近鉄奈良駅から徒歩15分

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