50代からの旅と暮らし発見マガジン

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雲上の別天地で過ごす高原の宿

文:松尾裕美

朝霧、雲海、満天の星空。泊まってこそわかる
高原の魅力もあります。歴史あるリゾートホテルから
山に精通した宿までをご紹介します。

妙高高原[新潟県妙高市]赤倉観光ホテル

昭和12年創業のリゾートの草分け
育まれた歴史と眺望に抱かれる

帝国ホテルやホテルオークラを創設した当時の大倉財閥が、上高地帝国ホテル、伊豆の川奈ホテルに続けて手掛けた、日本のリゾートホテルのフロンティア。クラシカルな魅力に加え、現代のニーズに合わせてリニューアルを行い、標高1000mならではの別世界が誕生した。設備面のみならず、敷地内にはハーブをはじめとした花々や自然の滝を楽しめる遊歩道があり、5月には純白のミズバショウの姿を見ることもできる。

美ヶ原[長野県松本市]王ヶ頭ホテル

アルプスの高峰を目の高さで
見晴らす雲の上のリゾート

標高2000mの台地・美ヶ原に立ち、360度さえぎるもののない息をのむパノラマ。その感慨は、尾崎喜八(おざききはち)の詩の一節「登りついて不意にひらけた眼前の風景に/しばし世界の天井が抜けたかと思う」に尽きる。居心地のよい客室、地元の食材を盛り込んだ食事、朝の散策や夜の星空観察といった自然ツアーなどが、マニュアルでなくこの場を誇りに思うスタッフの心意気に支えられていることが実感される。

(ノジュール2017年5月号からの抜粋です。購入希望の方はこちらをご覧ください。)
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