「目黒雅叙園　百段雛まつり」特別内覧会が大盛況で終了しました

去る1月24日、目黒雅叙園にて1月25日～3月3日まで開催される「百段雛まつり」の読者限定特別内覧会を行いました。全国各地から集まる旧家のひな人形や郷土色豊かなひな人形をひと目見ようと、多くの見学客によって混雑するのが例年の常ですが、今回は特別に会期前日に貸切状態で見せていただきました。

百段階段がつなぐ7つのきらびやかな部屋では、意匠に負けじと美しい内裏雛が出迎えてくれます。この日は、各地からの出展者による解説付きでしたので、競うように贅を極めていった高額な雛道具の話、豪華な部屋における飾り方の裏話、旧家に伝わる復刻雛御膳の話など、時代や地域におけるひな人形文化の違いに多くの発見があった1時間でした。

百段階段見学の後は、希望者のみで雅叙園内のレストランで昼食会。参加者は、北は仙台、西は京都からと全国から集まったこともあり、食事が進むにつれて日頃の旅の話や、それぞれのご当地自慢で盛り上がりました。

会期終了まで残り1ヵ月弱。特徴ある各地のおひな様と豪華絢爛な雅叙園の部屋を一度に見ることができるチャンスです。ぜひおでかけになってはいかがでしょうか。（星野）

※今回の見学会には10倍を超える応募があり、抽選となりました。ご応募いただきました皆様に、厚く御礼申し上げます。