お知らせ 2013年11月30日

「贅沢列車とご馳走列車」を特集した『ノジュール12月号』のお届けを開始しました

『ノジ1312ュール』12月号の第1特集は「贅沢列車とご馳走列車」です。今月号の表紙とともに巻頭を飾るのが、今年10月に運行を開始したばかりの「ななつ星in九州」。3泊4日で九州を巡る、かつてない豪華周遊列車を紹介しています。“クルーズトレイン”の名の通りその料金も高価ですが、たとえ乗ることができなくても、車内や運行コースを疑似体験できる特集となっています。ぜひお楽しみください。

 

続いて登場するのは、60年ぶりの遷宮で話題を集める出雲大社へと向かう「サンライズ出雲」。夜に東京を出発し、翌朝に出雲市に到着。出雲大社参拝までの1泊2日のモデルプランを、ルポで辿ります。また、いまも現役で走り続ける寝台列車の中でも歴史の長い「北斗星」「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」を「ゼイタク夜行3列車」として、おすすめプランをご紹介しています。

 

また今年のトレンドは、本格ダイニングを備えたご馳走列車が続々と登場したこと。南九州の「おれんじ食堂」と北三陸の「東北エモーション」を徹底ガイドし、グルメ鉄道として名高い「天浜線」を使ったグルメ旅レポートもお届けします。「おトクな“ゼイタク”列車」のコーナーでは、この冬に使いたいおすすめのフリーきっぷをご案内。おトクなきっぷを有効活用するために乗りたい観光列車も合わせてご紹介します。もちろん、ノジュール世代の強い味方「フルムーン夫婦グリーンパス」のアドバイスもありますので、ぜひご活用くださいませ。

 

箱根登山鉄道の名物車掌・落合さんとの1日をご紹介した溝口イタルさんによるイラストルポ「登山電車の落合さんに会いに行こう!」や、大奮発してでも食べたい「お値段ナットクの贅沢駅弁」&「冬のあったか駅そば」など、鉄道旅行周辺の情報も満載です。

 

第2特集は、「冬こそおいしい温泉宿」。冬に旬を迎える山海の幸を使ったご馳走と、あったか温泉は、この季節だけのゴールデンコンビといえます。温泉達人の飯出敏夫さん、食通の団田芳子さん、宿通の山田祐子さんの3人が、この冬に行きたい美味しい温泉宿を厳選してくれました。冬の囲炉裏で鍋をつつく旅…静岡県の「船原温泉 船原館」や、幻の天然高級魚クエを求めて和歌山県有田へ…隠れ湯の宿「旅館 栖原温泉」など、冬こそ行っておきたい温泉宿がたっぷりと登場します。

 

このほか、特別寄稿「LCCから始まるぶらり旅」では、旅ライター・斎藤潤さんが、バーゲンチケットを取ることから決まる旅先、という逆転の発想でLCC旅の魅力をご提案。東京~沖縄が往復約5000円、東京~名古屋が往復200円以下という驚きの旅に注目です。

 

連載は、エッセイ「旅の記憶」には、医師であり作家でもある鎌田實さんが、旅がくれる元気の秘密について教えてくれます。「世界遺産を撮る」では、写真家・相原正明さんによるオーストラリアの大自然「パヌルル国立公園」を、「解体旬書」では、今見直されているお灸の魅力についてご紹介します。また、今月号から始まった新連載「からだが喜ぶ、美味暦」では、旬の食材とその食材を使ったおいしい料理をご紹介。今月のお題は「鴨肉」です。また、同じく新連載「京の歳時記」では、京都に詳しい柏井壽さんによる古都の風習や風物を、キーワードとともにご紹介。第1回のキーワードは「おことーさんどす」です。

 

いよいよ今週から師走に突入。ますます寒くなるこれからの季節ですが、移動を楽しむ列車旅や体の芯から温まる温泉旅など、旅の目的次第では、この季節しか味わえない満足度の高い旅ができるのも冬の魅力。ノジュール片手にあったか旅行へぜひお出かけください。